3Dプリンター使ってみた(その2)


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初期設定が完了したので、いよいよ印刷をしていきます。
 

Curaで印刷

1.モデルファイルの読み込み

まずは印刷するモデルファイル(.stl)を読み込みます。

モデルの読み込み
 

2.プリント

メニューから「File」→「Print」を選択するとダイアログが表示されます。
ダイアログにある「Print」ボタンを押すとヘッドとヒーテッドベッドの温度が上昇し、設定温度になると印刷が開始されます。

プリントダイアログ
 

30分後・・・ベッドの温度が上がらない・・・

エクストルーダーの温度はすぐに210度まで上がるのですが、ベッドの温度がなかなか上がりません。
30分かけて50度ぐらいまで行ったあとそこから上昇していく気配がない。

調べて見ると室温が低いとまずいらしい。
・ベッドの温度上昇に時間がかかる
・印刷物が反ってベッドから剥がれやすくなる
などの影響がでるとのこと。
確かにその日の室温は10度ぐらいだった。
 

対策としては、
 1.3Dプリンターをカバーで覆う(MakerBotのReplicatorについてるアクリルカバーとか)
 2.電源のパワーアップ
 3.室温の調整
などががあるようだ。今回はもちろん3.で対応する。
 

ファンヒーターを持ち込み室温を20度まで上げてみると、ベッドも無事60度まで達し印刷が始まった。
 
 
 

と思ったらすぐに問題発生!!

あれ??ノズルから透明な液??黒のフィラメント使ってるけど溶けると透明になるのかな?
それにさっきからギュルギュルいってるけどモーター音かな?
 
 

・・・そんなバカな!!

急いでPauseボタンを押して停止させてみたら・・・

20140128_180246

思いっきりプリントベッドを削ってましたorz
 

設定ミスったかと思い、1から設定見直していったら見つけました。
設定ミス
 
start.gcodeに「move the platform down 15mm」って書いてあるorz
#メーカーHPみたらちゃんとPRN3D用の設定載ってました・・・完全に見落としてた
 

ちゃんと確認して理解しながら進めないとダメですね。
 

結局、原因が判明するまで3回同じ失敗でベッドを削りました。
#1回目の失敗でかなり凹んでたんですが、回数を重ねるごとにむしろ清々しい気持ちになったり(笑

捲れてしまったカプトンテープのささくれ部分をきれいに切り取り、仕切り直しです。
printer_bed
 

gcodeファイルも下記のように修正しました。

start.gcode

G28
G92 E0

end.gcode

M104 S0
M140 S0
G91
G1 E-1 F300
G28 X0 Y0
G1 Y160 F3000
G04 P6000
M84
G90

今度はベッドを削ることなく動いてくれました。

で、できたのがこれです。印刷時間は20分間ぐらいでした。
右側の黒いやつが今回印刷したもので、左側の緑のやつはマイクロボードテクノロジー社製のプリンターAFINIA H479の出力サンプルです。

20140128_210315

20140128_210614
 

まとめ

失敗しつつも初プリントができました。
ちゃんとメーカーの説明通りに設定していれば問題なくできていた訳で、使ってみた感想としては、“えっこんなに簡単にできちゃうの”という感じです。

もっと綺麗に印刷しようとすると設定&調整が難しくなると思うので、いろいろパラメータ調整しながら試考錯誤していきます。
ものづくり好きには

 
 

【気づいたこと】
・室温が低いとヒーテッドベッドの昇温に30分以上かかる(室温は16度以上ないと失敗しやすいらしい)
・ヘッドが動くことによる振動で印刷歪みがでる ⇒ プラ足からゴム足に取り替えて安定感を向上してみる。
・ノズルとベッドのクリアランス調整は超重要(一層目がベッドにしっかり&綺麗に定着しないと失敗する)
 
 
【今回の設定メモ】
Layer height : 0.3mm
Print speed : 80mm/s
Print temp : 210C
Bed temp : 60C
Support type : None
Adhesion type : Brim
 



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