だいぶ前になりますが、2014/3/18にCura ver14.03がリリースされました。
詳しくはこちら→Ultimaker cura14.03
Cura起動時にVerUpの通知ダイアログが出るのでリリースされたことは知っていたんですが、Ver14.01もまだ使い慣れていない状態だったのでちょっとVerUpするのは見送ってました。
で、最近ようやくVer14.03にしたので使用感などを書いてみたいと思います。
変化点
Setting storage
変更前:設定はマシン共通の設定として保存される。
変更後:設定は使用するマシンごとに別々に保存される。
これにより、複数の3Dプリンターを使う場合にそれぞれの最適設定を保存しておくことができます。
⇒今のところPRN3Dしか所有していないので特に影響なし。
TweakAtZ plugin
TweakAtZプラグインが標準でインストールされるようになった。
<TweakAtZプラグインって?>
設定した積層の高さ(又は、レイヤーNo.)ごとに、下記設定を変更するためのプラグイン
・Speed
・Flow Rate
・Bed Temp
・Extruder 1 Temp
・Extruder 2 Temp
・Fan Speed
例えば、高さ5mmまでは速度ゆっくりで、上の方は速度を上げるとかできるようになるっぽい
(試してないです)
⇒今のところ使い所がわからない・・・
標準搭載ってことは皆さん結構使ってるってことなんですよね・・・まだまだ勉強不足です
New Ultimaker 2 firmware
Ultimaker2用のファームウェアが新しくなった。
印刷中の一時停止ができるようになったし、ちょっとしたバグも修正されてるよ。
⇒関係ないっす
Additional changes in Cura
・LayerViewのレンダリング速度を改善
・LayerViewをスライシング時に更新するようにした
・印刷ダイアログを選択できるようにした(プラグインから、標準、PronterfaceUI)
・サポート材の出力方法にGridを追加
・速度の設定項目に「Outer shell speed」「Inner shell speed」を追加
・Expert設定にZ-Hop機能を追加
・Expert設定にサポート材を入れる角度の設定を追加(例:60度以上傾いた物体の下にはサポート材を入れる)
・小さなバグを修正
⇒LayerViewの表示が速くなった点は単純にうれしい。Ver14.01と比較するとかなり速くなっている印象です。
印刷ダイアログの変更についても、今までクリアランス調整はPronterfaceを使ってやっていたので、Cura上でそれができるようになったのは多少手間が省けて便利かな。
そのほか設定できるようになった項目がいくつかありますが、使ってないのでよくわかりません(^_^;)
あとがき
ざっと変更された点に目を通してみましたが、使い勝手に関してはそんなに変わんないなという感じです。
#まぁ、マイナーバージョンアップですし当たり前ですが
いろいろ調整できる項目も追加されていますが、なんというか・・・高度過ぎて使いどころがわからない・・・(´Д` )
取り敢えずは印刷クオリティは気にせず、作りたいものじゃんじゃん作ろうと思います。
そうすれば、そのうち設定のこともわかるようになるのかな・・・。
以上です。