以前作成した3DプリンターでOculus Riftを作ってみたをちょっと改良してみました。
前回作ったやつは視野角が狭く、いまいち没入感が得られなかったので、ここを改善したいと思います。
やったこと
もちろん今回も極力お金をかけないでやってます。
視野角アップには、単純にディスプレイサイズを大きくする(=7インチタブレットを使う)などやればOKなんですけど、このためにタブレット買えないし…。
ということで、今回もディスプレイにはスマホを使用し、ディスプレイと目の距離を近づける作戦でやってみることにしました。
まず、レンズを重ねて配置し焦点距離を短くします。
これで、ディスプレイとレンズの距離が約20mm、レンズ越しになる目までの距離が約40mmにできます。
次はゴーグル部分をモデリングしてプリンタで出力。
今回は上下に穴を開けゴムを通してスマホを固定できるようにしています。
完成です。
動かしてみる
早速試してみたところ、期待通りに視野角アップ!
前回は、メモ前に四角いディスプレイが浮いているような見え方だったのですが、今回は視野の大半をディスプレイにすることができました。
見え方のイメージは下の図のようになりました。
図のように、上下の視野はほぼディスプレイで埋まるのですが、左右は無理でした。
あと、ディスプレイの歪曲収差がかなり気になるレベルになりました。
加えて、ドットの粗さも目立つように・・・。
まぁ、しょうがないですね。
あとがき
低予算で視野角を広げるという目的は達成できました。
ただ、使用感は個人的には前回のほうが良かったような・・・すぐに3D酔いしちゃう体質なので。
タブレット買う機会があれば、タブレットでもやってみたいところです。
ではでは~。