アルミフレームで撮影台を作る


Pocket

ひさしぶりのブログ更新です。
『ディープラーニングできゅうりの選果をしよう』プロジェクトを時間を見つけては進めているのですが、あまり進捗がよくない状況です。

前回は、簡易的なスタンドを作って、きゅうりを上から撮影した画像を使っていました。

こんな感じです。
2L_00301

サイズや曲がり具合などはこれでも判断できそうですが、それだけだとディープラーニング使う必要もない気がする訳です。
(実際、センサーを使った選果マシーンがすでにあります)

ということで、サイズ判断に加え
・きゅうり表面の傷の具合
・色艶
・先端の具合(病気で痛むことが多い)
など、より人間の判断に近づけようと考えています。

そこで、今取り掛かっているのが撮影台の改良なのです。
Webカメラを増やして、きゅうりの上面+下面+先端を撮影出来るような撮影台を作ってやろうじゃないか。

 

アルミフレームを使ってみる

今回は、割と丈夫な撮影台を作りたかったため、アルミフレームを使ってみようと思って見つけたのがコレ。

NIC Autotec,Inc.のアルファフレーム
http://www.nic-inc.co.jp/alfaframe/index.html

「ボルト結合で自由に組み合わせることが出来る」「長さ指定やタップ加工なども注文できる」という点がGoodです。

早速注文して届いたのがこちら。(約1週間で届きました)
m4_alfa_frame_system

買ったもの

アルミフレーム(1000cm)両端タップ加工  単価:793 x 4本 = 3,172円
アルミフレーム(180cm) 単価:92 x 4本 = 368円
アルミフレーム(360cm) 単価:185 x 4本 = 740円
L字ブラケット(ネジ付き) 単価:169 x 16個 = 2,704円
ゴム足 単価:65 x 4個 = 260円
M4ボルト(12cm) 単価:13 x 4個 = 52円
後入れ用フレームナット 単価:65 x 16個 = 1,040円
M4ボルト(ばね座金付き12cm) 単価:19 x 16個 = 304円

※本当は後入れフレームナットは、固定するクリップ(品番NHA-04)とセットで使わないといけないようですが、買い忘れました。まぁ、ネジ止め作業が若干やり辛いですが、特に問題なかったです。

送料は800円でした。

合計(消費税込):10,195円

約1万円かかった訳ですが、これを高いと見るか安いと見るか…

個人的には、「こんな便利なものがあったのか!!!」とかなりの驚きでした。

 

組み立てるよ

組み立てて行きます。

m4_alfa_frame_system_1
フレームの断面がこんな感じになっているので、レール状の穴にナットを通していきます。
m4_alfa_frame_system_2

そして、通したナットにブラケットを止めていきます。
m4_alfa_frame_system_3

 

で、完成したのがコレ

m4_alfa_frame_system_4
Webカメラの固定部など、アルミフレーム以外の細かな部品はせっせと3Dプリンタで印刷しています。

m4_alfa_frame_system_5
サイドのカメラには100均ルーベを使用。

撮影テスト

alfa_frame_3cam_test

照明とか付けたいですね…。

ひとまず、カメラ3台を使った撮影台ができました。
これをベースにいろいろ改良していきたいなと思います。

 

あとがき

「こんな便利なものがあったのか!!!」
NICアルミフレームが便利過ぎて感動モノでした。

今回言いたいのはそれだけですwww

ではでは〜。
 
 

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です