卓上3Dプリンターでよく使用される素材として、PLA素材とABS素材があります。
それぞれの素材は↓とかに書いてあるような特徴を持つようです。
<参考>
3Dプリンターの素材について
さてさて、上記を見るとPLA素材は熱に弱いという特徴があるようなので、どの程度弱いのかというのをちょこっと調べてみました。
#といってもいろいろ検証した訳ではなく、本当にちょっとした実験です。
やったこと
PLA素材を使用して出力したスタンプ形状の印刷物を・・・90℃のお湯につける!
そして、
1.箸を刺そうとしてみる
2.曲げようとしてみる
たったこれだけす。(テキトーでなんかすいません)
印刷時の設定などは下記の通りです。
・Layer height:0.3mm
・Shell thickness:0.8mm
・Bottom/Top thickness:0.9mm
・Fill Density:20%
・印刷物の大きさ:16mm×9mm×16mm(幅×高×奥行き)
結果
1.箸は見事刺さりました。
印刷物上部に箸の尖ってる方を体重をかけて押し当てたら、写真の通り風穴が開いてしまいました。
2.人の力で歪みました。
写真ではちょっとわかりづらいですが、元々平面だったスタンプ面が反ってしまいました。
小さな印刷物のため指の力もかけ辛かったのですが、力をかけ続けると徐々に曲がっていくという感じです。
以上。
あとがき
超テキトーな実験ですが、PLAが熱に弱いことがよく分かりました。
今までは、メインでPLAフィラメントを使用してきましたが、ABSも使ってみようかなと思わせる結果でした。
使い方によってはメリットにもデメリットにもなるPLAの特性ですが、個人的には熱に弱いのはデメリットが大きいかたという感想です。
もちろん、これは特性の一つであって、それぞれ素材の特性を理解して、印刷物に適した素材を選択することがベストなんですけど・・・まぁ、コストとのトレードオフですよね。
ではでは~。