最近スマホの加速度センサを使った車載アプリ制作をしていまして。
それで、デバッグのため実際に車に載せてみようとしたら・・・置く場所がないという(ノД`)
しょうがないから、スマホスタンドでも買いに行こうと思ったんですが・・・ちょっと待て!なんのための3Dプリンタだと!
こんな時に「ちょっと待ってて!すぐ印刷してくるから」とか言っちゃうのが近い将来の普通なんじゃあないのかと。
ということで、未来を先取りすべくやってみました。
123D Designでモデルデータを作る
3D CAD初心者にはやっぱりこれ!123D Designでしょう。
複雑な形状(ドリルとかw)は作れないけど、操作方法がシンプルで抜群に使い易い。
簡単な形状であれば、基本的には
1.平面に長方形を描く
2.サイズを調整する
3.位置を調整する
4.立体に引き伸ばす
を繰り返すだけで出来てしまいます。
かなり簡単!!スマホスタンドも約15分でできちゃった!
#デザイン性は0ですが(ノД`)
作り方ははこんな感じ。
あれですあれ。シンプル イズ ベストってやつです。
厚さは全て3mmで作ってみました。
プラ造型については全く知見がないため、どのくらいの厚さであれば強度的に問題ないとかがさっぱり解らないので、とりあえず適当にやって経験値を上げてく作戦でw
完成したモデルはSTLファイルで出力して印刷です。
PRN3Dで印刷する
15分で作ったモデルをサクっと印刷したいところですが・・・
ベッドが温まるまで30分待たされる・・・(ベッド温度は60℃設定)
これは真剣に対策しないと時間が無駄すぎる
印刷時間短縮のため、積層ピッチは0.3mm(これでも100分かかった。ちなみに0.05mmだと8時間以上かかるらしい)
Fill Densityは20%
Shell thicknessは0.8mm
で、完成したのがこちら。
若干底面が反ってるけどいい感じです。
印刷終わってからふと気づいたんですが、印刷時の振動でプリンタ自体が移動してる(;゚Д゚)!
・・・固定しないと危険ですね。
まとめ
今回初めて123D Designでモデル作って印刷するってことをやってみました。
<気づいたこと>
・123D Designは思ったより簡単だったよ(ちょっとしたものならサクサク作れる)
・反り対策しないとマジで反るよ(両面テープ貼るとかやってる人いたな)
・振動でプリンタが動くから固定しないと危ないよ
やっぱり、印刷に時間がかかるのがネックですね。
ネットでモデルデータを購入しても出力に一晩かかるって、Amazonで買うのと変わんないじゃんと。
(あとフィラメントの値段ももっと安くなんないかな・・・)
ここら辺が改善されてくると、アーリーアダプター止まりじゃなくてもっと普及もあるかもね。